2020年06月26日 11:50

GMOインターネットグループは、6月25日、「さよなら印鑑キャンペーン」を開始した。

同グループは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため新しい生活様式への対応が求められる中、書類へ印鑑を押すために出社しなくてはならない状況を受け、4月17日に「お客様手続きにおける印鑑の完全廃止」「契約は電子契約のみとする」方針を掲げ、「脱ハンコ」に取り組んでいる。今回、この取り組みを同グループのサービスを利用しているすべてのユーザーと共に広げていくべく、「さよなら印鑑キャンペーン」を実施する。

「さよなら印鑑キャンペーン」では、同グループのサービス利用者1300万件超を対象に、「脱ハンコ」の意見を聞くとともに、不要なハンコに関するエピソードなどを募集する「みんなの無駄ハンコ実態調査2020」を実施。参加者へ、最長2年間、電子契約サービス「GMO電子印鑑Agree」の「契約印プラン(電子サイン)」を無償提供する。さらに、「みんなの無駄ハンコ実態調査2020」で集まったエピソードを紹介する「さよなら印鑑.com」を公開し、同サイトを通じて、一般の人にも参加を呼び掛けていく。調査結果は統計資料としてまとめ、政府へ提出。調査参加者を対象に、現金100万円をはじめ、総額1000万円をプレゼントするキャンペーンも実施する。

同グループは、本企画を通じて「脱ハンコ」の取り組みの輪を広げ、「不要な押印の慣行」からの脱却と、電子印鑑・電子契約の活用を促進し、ひいては日本全体の「脱ハンコ」の実現を後押ししていきたいと考えている。

特設サイト「さよなら印鑑.com」(7月1日公開)