2020年06月26日 11:15

ユーグレナは、市民参加型研究「みんなのミドリムシプロジェクト2020」を、6月25日から開始した。

ユーグレナ社は、2018年4月1日から理化学研究所と共同研究チームを設置し、微細藻類のバイオ燃料増産のための革新的生産介入技術の開発を進めてきた。本チームでの研究の一環として、2019年4月から「みんなのミドリムシプロジェクト」にて、さまざまな形質を持つミドリムシ(新規形質株)の収集と、集められた新規形質株の産業利用の可能性発見に向けた研究を実施している。2019年度には理化学研究所が主催するクラウドファンディングシステムによりプロジェクト実行のための寄附金を募集し、さらに、全国の高校生の協力のもと、日本全国の湖沼におけるミドリムシのサンプリングを実施し、「ご当地ミドリムシ」を収集した。

今回、2019年度の「みんなのミドリムシプロジェクト」で得た成果・手法を発展させることも目的に、「みんなのミドリムシプロジェクト2020」をユーグレナ社主催で実施。今回のプロジェクトでは、日本全国の「ご当地ミドリムシ」の収集と解析等の研究を実施し、産業利用の可能性を検討する。

同プロジェクトでは、支援金(募集額50万円)を寄付型クラウドファンディングにて募集。集まった支援金の一部で作成したミドリムシ収集のための採水キットを同プロジェクトの研究に参加を希望するサポーターに配布し、日本全国の湖沼における「ご当地ミドリムシ」のサンプリングを依頼する。

クラウドファンディングによる資金募集期間は6月25日~7月30日まで。

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