2020年06月26日 11:15

ヤマハとエスパルスは、現在ヤマハが開発を進めるリモート応援システム「Remote Cheerer powered by SoundUD(リモートチアラー パワード バイ サウンドユーディー)」の共同検証を、6月13日にIAIスタジアム日本平で行われた清水エスパルス対藤枝MYFC(練習試合)にて実施した。

「Remote Cheerer powered by SoundUD」は、遠隔地からの応援を、スタジアムなどの会場に設置されたスピーカーを通じて拍手や歓声といった音で届ける事ができるリモート応援システム。視聴者は対応アプリからボタンをタップするだけで、そのボタンに応じた応援音声を現場に届けることができる。昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大の状況下にあっては、ソーシャルディスタンスを保ち、新しい生活様式に対応しながら安心・安全に応援を楽しめる技術としても高い注目を集めている。

今回の検証は、清水エスパルスと藤枝MYFCとの練習試合にて、清水エスパルスのクラブ関係者と事前に募集された約100名が技術検証モニターとして参加する一般非公開形式で行われた。選手達がプレーしている環境で「Remote Cheerer powered by SoundUD」を使用したのはこの検証が初で、選手からはその効果を称賛する声を得られたほか、モニターから寄せられた様々なコメントからは、システムの有用性や今後に向けた改善点を確認できた。両社は今後とも、安心・安全にスポーツ観戦を楽しめる環境づくりをともに推進していきたいと考えている。

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