2020年06月22日 18:20

amplified ai(アンプリファイド エーアイ)は、AI特許調査プラットフォーム「Amplified」正式版をリリースする。

「特許」は、グローバルで毎年300万件以上が出願され、特許文献の数が加速度的に増大し続けている。この先行技術の検索には膨大な時間と費用がかかり、適切な特許文献にアクセスすることが専門家でも困難を極める。その結果、特許侵害のリスクや類似する発明の存在が事業化を進めた後で顕在化したり、一度認められた特許が無効になる、認められるべきではなかった特許で訴訟が起きるといった制度の濫用や権利の不安定化が起きている。

amplified aiでは、この特許制度の構造的な課題を解決すべく、3年前より人工知能の特許文書への応用を研究し、製品開発を続けてきた。今回、正式版をリリースする「Amplified」は、発明を文章化するだけで類似特許を調べられる、AIデータプラットフォーム。1億2000万件を超える世界中の特許文献をディープラーニングで学習し、全特許間における類似性を把握した独自開発のAIが、ユーザーの発明と類似する特許を数秒で発見し、提示する。従来のツールが、いずれも高度な検索機能を備えることにより「調査の手段」を提供するツールであったのに対し、「Amplified」はAIによって「調査結果」をダイレクトに提供するところが大きな特長だ。

料金プランは、「Pay-Per-Projectプラン」調査1件2万円(都度払い)、「Professionalプラン」1ユーザー5万円(毎月払い)。

Amplified