2020年06月19日 18:50

大和書房は「25年後のセックス・アンド・ザ・シティ」(著:キャンディス・ブシュネル/訳:長澤あかね)を6月26日に発売する。

全世界で大ヒットし、二度も映画化された海外ドラマ「SEX・AND・THE・CITY(SATC)」の続編が25年の時を経てついに日本に上陸。原作者であるキャンディス・ブシュネルが50代後半に突入し、自身を取り巻くNYの女性達の恋愛&セックス事情はどう変わったのかを綴ったのが、本書「25年後のセックス・アンド・ザ・シティ」となる。

40代も半ばを過ぎると、子どもも独立、また離婚や死別を経験して再びシングルに戻っている女性も少なくない。本書で著者も熟年離婚を告白。シングルに返り咲き、意気揚々と恋愛市場に飛び込むと思いきや。衰えていく容姿への焦り、お金の問題、若者との恋愛に夢を見る危険、大富豪で気持ちは若いが年齢的には明らかに「おじいちゃん」と恋愛するべきか、などなど。身も心も昔のようにはいかない歯がゆさや葛藤がそこにはあった。

出会い系サイト、スーパーミドル(超若くてイケてる60代)達、超高級美容クリームなど、様々な切り口から、年齢とともに変化していく自分自身をどう受け入れ、恋愛と人生を組み立てていくのかを綴った意欲作。これから先、本当の「自分の人生」を生きるということに真摯に向き合える1冊となる。

25年後のセックス・アンド・ザ・シティ」は6月26日発売。本体1700円+税。