2020年06月05日 18:12

大和書房は、「誰がつくってもプロの味!!! COCOCORO大西哲也のドヤ飯」(大西哲也 著)を、6月19日に発売する。本書は予約開始後、Amazonで料理ランキング1位を記録、発売前に重版も決定した、話題のレシピ本。

著者・大西哲也さんは、西調布でダイニングバーを営みながら、2017年よりyoutubeチャンネル「COCOCOROチャンネル」を開設。瞬く間にチャンネル登録数が30万人を超え、100万回以上再生された動画も少なくない。短期間で爆発的に支持されているのは、初心者でも分かりやすい解説はもちろんのこと、彼の料理哲学「料理は温度! 料理は科学!」にある。つまりロジックさえ押えれば、誰でもプロ顔負けの料理がつくれるという。

そのロジックのひとつとして、料理は、調理という工程を経て食材が「科学変化」することだと大西さんは言う。たとえば加熱したときに食材の糖分とアミノ酸が熱に反応し、香ばしさやおいしさの元となる何百もの物質が生み出される「メイラード反応」。「肉は156℃以上の熱でメイラード反応を起こす」ということがわかれば、たいていの肉料理に応用できるようになる。

また、「調理道具は味を大きく左右する」。たとえば、フライパンの素材や厚さが違うと、食材の火の通り具合が違うため、まったく仕上がりの異なる料理ができあがる。料理に応じた道具選びが、出来栄えの勝敗を分ける。必要なのはロジックだけ、腕もセンスも経験もいらない、失敗知らずのレシピ集はこちら