2020年06月03日 18:54

Acompany(アカンパニー)は、秘匿計算(秘密計算)技術の導入サポートを目的とした「秘匿計算導入支援プログラム」の提供を開始。パーソナルデータなどの漏洩リスクの高いデータを安全に分析したい、複数組織での暗号化した状態のデータを出し合い安全に分析を行いたい、というようなニーズに応え、秘匿計算を用いた最適な形でデータを活用できるよう、支援する。

今日では企業が保有するデータ自体が価値創出の源泉となっており、データ活用を前提にしたビジネスモデルや、複数企業間でのデータ共有による新たな価値提供が重要性を増している。しかし、データ活用における課題として、「漏洩のリスク」や「プライバシー保護」、「外部に出していいデータの線引きが難しい」などが挙げられる。このような課題に対して秘匿計算(秘密計算)技術は非常に注目が集まっている。Acompanyでは秘匿計算の基礎的な理解から実際に企業が持つ課題に対しどのように適応可能であるのかを専門家がサポートするプログラムを提供することとした。

秘匿計算(秘密計算)技術とは、「暗号化したままの状態で計算を実行する技術」。Acompanyが開発をする秘匿計算システム「SeDi Computation」は、秘密分散法、マルチパーティ計算(Multi-Party Computation:MPC)を用いている。

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