2020年05月22日 18:49

アイリスオーヤマは、ルームエアコン「airwill(エアウィル)」に独自の音声認識システムを採用し、設置後すぐに音声で操作できるGVシリーズを5月29日より新たに追加、発売する。全国の家電量販店、ホームセンターを中心に販売し、初年度約3万台を目指す。

アイリスオーヤマは2017年4月に大型白物家電事業に参入し、第一弾として無線LANを内蔵した「ルームエアコン」を発売した。専用のスマートフォンアプリ通じて遠隔操作ができる利便性により、単身・少人数世帯の人を中心に好評を博している。昨年5月には新たにスマートスピーカーを通じて音声操作できるエアコンを発売している。一部のユーザーからは無線LANへの接続や機器の初期設定、アプリ操作が難しいという不満の声があり、この度、独自の音声認識システムを採用し、シーリングライト、テレビ、サーキュレーターに続く第4弾としてGVシリーズを発売する。

GVシリーズは、高性能音声認識回路とマイク内蔵の音声操作リモコンが、利用者の指示内容を赤外線コードに変換した信号としてエアコンに送ることで、手軽に操作できる。スマートスピーカー使用時と比較して音声認識から操作までの応答が速く操作が容易なため、買い物帰りや乳幼児連れで両手が塞がっているとき、リモコンが見当たらないときといった様々な状況に対応でき、利便性が向上している。

「airwill(エアウィル)」は5月29日発売。