2020年05月22日 17:30

ライフログテクノロジーは、同社が運営するヘルスケア アプリ「カロミル」を用いて、栄養指導をより効果的・効率的に行うことを目的に、医療業界や企業・保健組合の特定保健指導に向けた新たなオンラインサービスを開発した。

「カロミル」は独自に開発した画像解析AIを用いて、写真1枚で食事内容と栄養素を自動的に解析するほか、体重計・血圧計などの計測器の測定結果を画像解析して日常生活情報(ライフログ)を自動的にデジタル化できる機能を実装している。これに加え、このたび腹囲の管理ができる機能や、保健師・管理栄養士などの支援者間において、記録した情報を共有できる機能を実装した。

2020年4月の診療報酬改訂により、2回目以降の栄養指導が、情報通信機器を使用したオンラインでの実施であっても診療報酬が取得できるようになった。当該システムを活用することにより、利用者はアプリで簡単に記録し、医療機関にデータが蓄積し、データに基づいたオンライン栄養指導が可能になる。また、企業及び健康保健組合が実施する特定保健指導の積極的支援やモデル実施において、当該システムを活用することにより、食事・体重・腹囲などの記録が容易になり、支援者とデータを共有することにより今まで以上にユーザー毎にあった保健指導が可能に。

本サービスは、6月より実際に運用開始される予定で、企業や健康保健組合、オンライン診療を行うクリニックなどで今後広く利用されることを目指している。