2020年05月22日 11:21

ラトックシステムは、6月上旬、ネットワークカメラ「ieCame(イエカメ)」3製品の出荷を開始する。

「ieCame」は、自宅のWi-Fiに接続し、スマホで映像が確認できるネットワークカメラ。ネットワークカメラでの監視や見守り需要は、年々高まっている。防犯、見守り、置き配確認などで状況の変化を把握するには「ひとの動き」をいかに掴むかがポイントとなる。今回市場に投入する「ieCame」最大の特長は、AIが人の外観を捉えて写真つきプッシュ通知をおこなう「リッチ通知機能」を備える点。コンシューマー向けネットワークカメラのほとんどは、動きを検知し通知しているため、ひとが映っているかどうかは実際にアプリで開いて映像を確認する必要がある。本製品は映った動体の中からクラウド上でひとの形を見分けて通知、さらに人を検知したときは写真つきで送るので、通知を開くだけでそのときの状況を把握できる。

今回発売するラインナップは、コンパクトなスタンダード(RS-WFCAM1)、レンズ部分を上下左右に動かして広範囲を映せるパンチルト(RS-WFCAM2)、玄関やガレージなどの屋外設置に適した防水(RS-WFCAM3)の3モデルで、設置場所や用途に合わせて選択できる。また、有償プランとして、サブスクリプション(月額$4.99~)でクラウドへの連続録画保存と顔識別の機能追加を提供する。

価格は「RS-WFCAM1」9800円、「RS-WFCAM2」1万800円、「RS-WFCAM3」1万7400円(すべて税別)。発売日は6月上旬。