2020年05月20日 18:44

J.D. パワー ジャパンは、2020年モバイルルーターサービス顧客満足度調査(SM)及び、2020年ワイヤレスホームルーターサービス顧客満足度調査(SM)の結果を発表した。

まず、モバイルルーターサービス顧客満足度調査(SM)での第1位は、「NTT docomo 」(591ポイント)。2年連続の総合満足度第 1 位となり、「通信品質・エリア」「端末・オプションサービス」の2ファクターで最高評価を得た。第2位は、SoftBank (580ポイント)、第3位はau (559ポイント)だった。ワイヤレスホームルーターサービス顧客満足度調査(SM)は、第1位は「UQ WiMAX」 (559ポイント)で、こちらも2年連続の総合満足度第 1 位となり、「各種費用」のファクターで最高評価を得た。第2位はau (554ポイント)、第3位はSoftBank (521ポイント)だった。

全国の主要都市で外出自粛要請が出されたなかで実施した本調査では、モバイルルーター、ワイヤレスホームルーターともに「通信品質・エリア」の満足度が昨年調査と比較して低下している傾向が見られた。特に「通信速度」に対する評価低下が顕著となった。

また、モバイルルーター、ホームルーターともに9割を超える利用者が、「動画や映像サービスの視聴」、8割が「オンラインストレージの利用」といったデータ通信量の大きいサービスでルーターを利用。本年はモバイルルーター利用者、ホームルーター利用者ともに速度制限を経験した利用者が昨年より増加している傾向が見られた。