2020年05月08日 16:26

unerryは、新型コロナウイルスの感染拡大防止に寄与することを目的として、全国のスーパーやドラッグストア等の店舗及びその周辺について、曜日・時間帯別混雑傾向が調べられる無料サイト「お買物混雑マップ Powered by Beacon Bank」を公開する。

同社は、ビーコン等のセンサーが付加された街中のさまざまなモノを通じて消費者のリアル行動ビッグデータを捉え、科学し、事業化している。約6000万ダウンロードのスマートフォンアプリの位置情報をベースとした人流ビッグデータをAI解析することで、新型コロナウイルス感染拡大に起因する人流変化を捉え、データに基づいた情報を発信してきた。その中で、より詳細な情報を公開することで、「3密」を避ける行動に貢献できるのではないかと考え、「お買物混雑マップ」の提供を開始する。

同サイトでは、スマートフォンの位置情報(GPS)を元に、店舗近辺約100mの混雑状況をAI解析している。直近4週間の中で最も混雑している1時間あたりの人数を基準とし、時間帯ごとに「いつもより空いている」、「通常程度」、「通常より混雑」に分類。掲載店舗エリア数は2万8367件となっている(5月7日時点)。

またあわせて、本主旨に賛同するメディアに対して混雑傾向データの提供を開始。第1弾としてスマートフォンアプリ「グノシー」へ提供を行い、近日中に本機能が利用できるようになる。

お買物混雑マップ