2020年05月07日 17:52

報道ベンチャーのJX通信社は、運営する速報ニュースアプリ「NewsDigest」上で、GPSによる位置情報機能を活用し、全国の新型コロナウイルスの感染事例が発表された場所を表示できる機能を開発、提供を開始した。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)をめぐっては、ウイルスとの戦いの長期化に伴い、地域によっては感染場所をめぐる根拠のない噂やデマの拡散、風評被害につながる事例が増えつつある。そこで同社では、運営する速報ニュースアプリ「NewsDigest」内に、GPSによる位置情報を用いて、現在地周辺で感染事例のあるピンポイントな場所をチェックできる機能を設置した。

掲載する情報は、全て自治体や企業による正式な発表(一次情報)をもとにしており、正確な情報収集が可能。また、施設により消毒等の情報がある場合は、その旨も明記している。なお、アプリ内の本機能で使用するGPS位置情報は、ユーザーが任意でボタンをタップした時点でのみ使用。従って、いわゆる「追跡アプリ」とは異なり、ユーザーの移動を追跡したり、移動経路を保存することは一切ない。

本機能は、NewsDigestアプリ(iOS/Android対応:無料)内下部の「新型コロナ」特設タブに設置しており、無料で利用できる。NewsDigest ダウンロードはこちら(iPhone 版Android 版)。