2020年04月07日 13:29

フローレンスは、新型コロナウィルス感染症拡大を受け、日本国内の親子を支援する「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」を始動する。

首都圏を中心に、感染者数の急増に反比例するように私たちの日常生活が失われている。先行して外出禁止下にあるフランスやアメリカなどでは、DVや虐待が急増しており各政府が対策を発表するといった報道もあった。すべての国民が困難に直面する今、中でも障害児を育てる家庭や頼り先が少ない家庭が孤立することによるリスクが、懸念される。環境的、経済的に困難を抱える子育て家庭への、サポートやセーフティネットが必要だ。

子どもの貧困や虐待、障害児家庭やひとり親家庭支援などに取り組むフローレンスでは、「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」を立ち上げ、本活動への支援を全国から募る。緊急支援対象家庭は「医療的ケア児家庭」「経済困窮家庭」「ひとり親家庭」。支援内容は、社会から孤立する医療的ケア児に対する支援を模索・提供、こども宅食モデルなど、食で子育て家庭支援をする全国団体の活動促進、ひとり親家庭の支援ニーズ調査・支援物資や病児保育の無料提供など。

フローレンスは、子どもと親子領域の総合福祉事業者として、また国内親子領域の課題解決に最前線で取り組む団体として、全国の人々と共に「親子の笑顔」を守っていきたいと考えている。

新型コロナこども緊急支援プロジェクトを支援する