2020年04月03日 18:36

サンクトガーレンは4月14日のオレンジデーに、神奈川産オレンジ「湘南ゴールド」を使ったフルーツビール「湘南ゴールド」を9月末までの春夏限定で販売する。
湘南ゴールドは、神奈川県が12年の月日をかけて育成したオリジナル柑橘で、2003年に品種登録された。見た目はレモンのような黄色だが、食べると甘いオレンジというギャップがあり、他の柑橘を圧倒する華やかな香りをもつ。柑橘は果実が多くとれる表年と、その逆の裏年とを交互に繰り返す。大半の湘南ゴールドは今年裏年。さらに昨夏の長雨や日照不足の影響もあり、今年の収穫量は昨年の半量程度にまで落ち込むのではないかと予想されている。サンクトガーレンではそんな貴重な湘南ゴールドの訳あり品(規格外サイズ品、傷品など)を有効活用している。
果実はビール職人が自ら切って、皮も果汁も捨てる部分なく丸ごと使用。使用量は麦芽量の30%にもなる。グラスに注いだときの香り、口に含んだときに鼻に抜ける香り、そして飲んだ後のゲップにまでオレンジの風味が弾けるビールになっている。「インターナショナル・ビアカップ」のフルーツビール部門では発売初年より10年連続入賞している。
「湘南ゴールド(発泡酒)」の販売期間は4月14日~ 9月末(春夏限定)。希望小売価格は460円(税別)。ボトル販売場所はオンラインショップ、日本橋高島屋などの百貨店お酒売場ほか。※サンクトガーレン樽生取扱い飲食店では樽生で楽しむことも出来る。