2020年03月27日 12:18

ダイワ通信は、3月下旬、顔認証端末と測温モジュールを連携させた非接触型の体温測定機能付き監視デバイスをリリースする。

本製品は、大勢の人が出入りする場所で、体温の高い人を高速かつ自動で検知できることから、新型コロナウイルス対策のニーズに応える仕様となっている。顔認証端末と測温モジュールの連携デバイスは、独自のAIディープラーニングアルゴリズムによって高精度かつ高速で人物の顔を認識する。オフィスビル、工場など人員情報を確認すべき場所に適しており、入退室管理の上に、勤務者の体温を把握出来ることから、体温の高い人物の建物内へのアクセスを拒否することが可能だ。

例えば、新型コロナウイルス受診の目安として公表された発熱条件に該当する勤務者を、顔認証端末による入室管理の際に認識すると、自動で入り口にロックがかかり、事業所内へのアクセスを拒否することができる。また、体温だけでなくマスクの有無を入室許可要件に設定することも可能で、体温が正常でもマスクを着用していないとオフィスに入ることができないため、オフィス内での感染拡大防止強化につながる。本システムは、対象となる人物に滞在負担をかけることなく測定を可能とした効率的な測定デバイスとなっている。

価格は28万8000円(税別)から。新型コロナ対策を講じる企業を可能な限り迅速に増やしたいとの狙いから、500台限定18万8000円(税別)で販売。リリース日は3月下旬予定。

ダイワ通信