2020年03月04日 09:55

Azoop(アズープ)は、運送コスト増による経営悪化を解決すべく、車両コストのみえる化(フリートマネジメント)をサポートするクラウド型車両管理ツール「トラッカーズマネージャー」正式版の提供を開始する。

働き方改革関連法の施行で、時間外労働の上限規制、割増賃金率引上げなどにより、確実に人件費は上昇すると予想できる。対応するためには、人件費以外のコスト削減が必要だ。まずは車両に掛かっているコストを見える化し、見える化したデータを基に傾向を分析することで、削減できる点を見出す。燃料費はコントロールがし難いので、それ以外の車両に掛かっている修繕費などをいかに削減できるかがポイントとなる。

「トラッカーズマネージャー」正式版は、複数の車両情報をクラウドで一元管理ができるのはもちろんのこと、複数拠点で管理している車両情報も全体、拠点別で管理可能。また、集約された車両にまつわる情報をボタン1つで簡単に分析・見える化をすることができる。このデータを基に、コスト削減によるあるべき姿の実現や、荷主との運賃交渉にも役立てることが可能だ。

これまでβ版での運用をしてきたが、導入ユーザーより好評となり、正式版をリリースする運びとなった。従来のアプローチだけではなく、ITの活用で運送コスト削減による経営改善サポートを図り、「ホワイト物流」推進運動の推進とともに運送業界の課題を解決していく。

基本プランは、1台500円/月。

トラッカーズマネージャー