2020年03月02日 13:12

スタンドケイは、BBQ場やキャンプ場でのレジャーを楽しみながら森林保全活動も出来る「LOHASumi」の使用を開始した。

「LOHASumi」が誕生したきっかけは、2018年に発生した西日本豪雨。同社社員で災害ボランティアとして現地へ向かった際、被害の大きさを目の当たりにした。その後「未来に向けて減災をどうすれば実現できるのか」を様々な角度から調査。有識者たちからの意見も踏まえ、豪雨による土砂災害の大きな要因としてあげられたのが「森林保全ができていないこと」だった。持続可能な取り組みにするため、経済活動を通した森林保全は何かを考察し、間伐材を使用した木炭の商品開発に至った。

「LOHASumi」は、高い技術力をもつ炭職人が作る、完全に炭化しきった高品質な木炭。関西の森林で間伐(森林が茂りすぎるのを防ぐため、木を切ってまばらにすることを指す)した木材を原料としている。こうして作られた木炭を利用することで生まれた利益は森林保全(間伐)に還元され、持続可能な森林保全の循環を生む活動へと繋がる。事業内容の一つであるBBQ(バーベキュー)場や、海や山でのレジャーを楽しみながら、手軽に森林保全活動ができる製品だ。

現在、同社が運営管理を行なっているURBAN EARTH BBQのBBQ場にて従来の木炭から切り替えて「LOHASumi」を使用している。

価格は未定。

スタンドケイ