2020年02月26日 17:36

PIXTA(ピクスタ)」は、ドイツのストックフォトサイト「Panther Media」、イギリスのストックフォトサイト「Alamy」と、代理販売契約を締結した。各社には、PIXTAが2019年から注力しているアジア全域で通用するアジア人物写真素材をテーマにした「パンアジアン・コンテンツ」を中心とした約18,700点を納品。順次公開され、2020年2月中には納品したPIXTAの素材がすべて販売開始になる。

「PIXTA」はプロ・アマチュア問わず誰もが自ら制作した写真・イラスト・動画・音楽をインターネット上で売買できるデジタル素材のマーケットプレイス。あらゆるジャンル、媒体のクリエイティブを支える豊富なイメージ画像・動画・音楽を取り揃え、日本を中心に、アジア各国の生活・文化にそった豊富なアジア素材が特徴となっている。

現代社会において、広告表現には「多様性」が求められるようになり、多様な人種と差別のないクリーンで平等な表現が世界的に求められるようになっている。しかし、欧米を中心に発展してきたストックフォト市場において、欧米人写真素材と比べて、アジア人物写真素材はまだまだ充実しているとはいい難く、ダイバーシティーを意識したクリエイティブ表現が求められる中で、高品質なアジア人写真素材やアジア人を含めた画像が求められるようになってきた。

今回は、欧州市場のマーケティングを主な目的として展開を開始するが、一定の成果が出れば、クリエイターによって制作されているコンテンツの提供も視野に入れている。