2020年02月26日 16:34

インテージは、日本気象協会と協力して開発した製造業向けの簡易版需要予測サービス「お天気マーケット予報」の提供を、2月26日(水)より開始する。

「お天気マーケット予報」は、インテージが保有するSRI(R)(全国小売店パネル調査)のカテゴリ別データと、日本気象協会が保有する長期の気温予測などを解析することで、カテゴリ別の市場規模(金額)の予測データを提供するサービス。「アイスクリーム」「スポーツドリンク」「総合感冒薬」など、日用消費財を中心に約260カテゴリを対象とし、全国計および11エリア別に、週単位で予測データを提供する。

本サービスでは、あらかじめ同社保有のPOSデータを基に、約260カテゴリ分の需要予測モデルを構築。そのため、申し込み後1週間程度で情報提供を開始する。また、仕様を絞り込むことで解析に伴う初期費用を抑えており、比較的安価で利用できるのが特長。また、国内No.1(同社調べ)のサンプル規模を有する、SRI(R)を基に、2010年4月以降約10年分のカテゴリ別市場規模データと気象の関係を解析し、予測式を作成。長期間にわたる大規模サンプルを用いることにより、各カテゴリの市場変化の予測を、高精度で定量的に把握することが可能となっている。

さらに、カテゴリ別に15週(約3カ月)先までの需要予測を、週単位で提供する。営業・マーケティング活動だけでなく、先々の生産計画や在庫調整、配送計画の検討など、複数のビジネスシーンで活用することができる。詳しくはこちら