2020年02月17日 18:53

PMD医学部専門予備校を運営するアクトは、20代~60代の医学部受験経験者を対象に、「受験勉強に関する調査」を実施した。
まず、「医学部合格に向けた受験勉強はいつから始めたか」と質問したところ、「高校1年(25.2%)」という回答が最も多く、多くの人が高校生の時、中でも1年生のうちから受験勉強を開始しているということが分かった。「医学部受験生当時の勉強方法」について尋ねると、「基礎問題を徹底的に解く(34.7%)」という回答が最も多く、次いで「理数科目を中心に勉強する(23.6%)」「応用問題に取り組む(21.2%)」「過去問題を解く(14.3%)」「英語を中心に勉強する(4.7%)」と続いた。
そこで、「医学部受験生当時によく使っていたツール」を質問したところ、「ノートに手書き(54.7%)」という回答が最も多く、次いで「参考書に書き込む(23.0%)」「教科書に書き込む(14.9%)」と続き、「書いて覚える」というのは時代に関係なく普遍的なものであることが分かった。
また、「AIを活用した勉強方法に興味があるか」と質問したところ、6割以上が「興味がある(好印象)(62.5%)」と回答。「たくさんの情報から効率よく勉強できそうだから(20代/女性/福岡県)」「どうすれば習得できるかをAI が導いてくれる(60代/男性/東京都)」などの声が寄せられた。医療の現場も最先端の技術を必要とするので、多くの人にとって「AI学習」は好意的に映っているようだ。