2020年01月31日 12:55
全国きもの街づくり協議会は、自宅で着付けが習える「きもの家庭教師」を熊本でスタートした。
同協議会は、「きものの似合う街大賞」や「きものベストドレッサー賞」などの選定や、中学校での着付け教室開催、海外映画祭での上映の協賛、日本文化PRのための観光動画への撮影協力などで、きものに関する多角的なPR活動を行っている。また、「自分できものが着られる人を増やすことが、活動の基本」として、「やさしいきもの着付け教室」を常時開催している。
この教室運営の際、「決まった日時に、決まった場所に通えない」、「きものや帯、着付道具を持って通うのが大変」といった教室という形態に対するマイナス意見や、「自分1人か娘と一緒にマイペースで習いたい」、「気のあった友人同士でリラックスして習いたい」という希望などが多く寄せられていた。
そこで今回、「多様化する女性のライフスタイルに対応するために、着付けを習う手段にも多様化が必要」との判断から「きもの家庭教師」を企画、スタートさせた。このレッスンは、子どもの家庭教師のように自宅に着付け講師（教師）が赴き、着付けを教える。1人で受けても、娘と一緒に、また3人までなら友人同士集まってもOKと、習いやすいように柔軟に対応している。
料金は、「個人レッスン」1回4000円、「グループレッスン（2名一緒に習う場合）」1回1人2500円、「グループレッスン（3名一緒に習う場合）」1回1人2000円。授業時間は90分～120分。現在は福岡と熊本のみで実施、今後全国に広げていく予定。
