2020年01月30日 13:09
メンタルヘルステクノロジーズは、企業の健康経営を促進するためのITサービス「ELPIS(エルピス)」シリーズの第4弾として、会社に知られることなく労務専門の社会保険労務士にメールでハラスメント相談できる「ELPIS-ハラスメントホットライン」を、1月30日より提供開始する。
来る6月「パワハラ防止法」が施行(中小企業は2022年4月)。企業は、パワハラに対する社内方針の明確化と周知・啓発、相談体制の整備、被害を受けた労働者へのケアや再発防止について、適切な措置を取ることが求められる。
また、既に相談窓口が設置されていたとしても、ハラスメント相談窓口の存在自体を知らない、窓口が社内の人間のため相談内容が漏れてしまうのが怖い、窓口の担当者の経験が浅くて相談しても解決につながらない、など多くの問題を抱えているのが現状だ。
今回提供を開始する「ELPIS-ハラスメントホットライン」は、相談内容に応じて、登録されている社労士の中から1名を選び、ハラスメントについての相談が可能。利用にあたっては、相談者本人の実名の公開有無、会社への通知有無を選択することができ、相談後24時間以内に社労士からメールにて返信がある。相談できる社労士はハラスメント分野を得意としているため、パワハラやセクハラだけではなく約30種類以上あると言われている幅広いハラスメントへの対応が可能。これにより、従業員のハラスメント相談のハードルを下げることで、より働きやすい職場環境づくりをサポートする。
料金は問い合わせ(法人契約)。