2020年01月24日 16:29

クラウドワークスは、中小企業の働き方改革・生産性向上を支援する「クラウドワークス業務改善プログラム」の提供を、1月23日より開始した。

中小企業における経営上の課題として「求人難」を挙げる企業は増加傾向にあり、人手不足の深刻化、それに関連する生産性向上への課題意識は年々高まっていると考えられる。このような背景を受け同社は、クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を利用して業務を発注する中小企業に関して活用実態調査を実施した。

中小企業の発注傾向としては、「サイト構築・ウェブ開発」や「Webデザイン」など、納品物が明確な仕事が多い。その一方で、外部化しやすく生産性向上に繋がりやすい「データ分類・カテゴリ分け」、「エクセル作成」、「パワーポイント作成」、「リスト作成」といった事務作業を発注する中小企業はごく少数となっている。これらの事務作業は、利益を直接生まない間接的業務、または属人的業務であることなどから、「仕事」だと認識されづらい「隠れ業務」になっている可能性が高いと考えられる。

この傾向を受け同社は、中小製造業向けのWebマーケティングサービスを展開するテクノポートと連携し、中小企業の働き方改革・生産性向上を支援する「クラウドワークス業務改善プログラム」を開始。本プログラムでは、業務の見える化・効率化のプロである「業務改善プランナー」が、外部化することで生産性向上に寄与しやすい業務を可視化。その後クラウドソーシングでの発注方法をレクチャーしながら、付加価値の高い業務に集中できる、強い企業体質づくりを支援する。

クラウドワークス