2020年01月20日 12:18

山と溪谷社と日本山岳遺産基金は、「第10回 日本山岳遺産サミット」を2月15日に開催する。

山と溪谷社は、登山と自然の専門メディア。月刊誌「山と溪谷」を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、ライフスタイル、健康の分野で多くの出版物を展開している。日本山岳遺産基金は、山と溪谷社が日本の山岳自然環境の保全、次世代の登山者の育成、安全な登山の啓発を目的に、2010年に設立した任意団体。山岳地でのゴミ拾い、マナーアップの呼びかけ活動や、青少年登山への支援を行うとともに、日本山岳遺産を認定・発表し、上記の目的に沿った活動団体に助成を行っている。

「第10回 日本山岳遺産サミット」第1部では、本年度の日本山岳遺産認定地および認定団体を発表、各認定団体の活動報告を行う。第2部では、北海道大学農学研究院の愛甲哲也さんを招き、「登山道の荒廃に登山者は何ができるか」をテーマに特別講演を行う。愛甲さんは、自然公園、都市公園の管理のあり方について研究を行ない、特に山岳性自然公園における登山道管理、山岳地におけるし尿対策をテーマとしている。このほか、日本山岳遺産基金10周年を記念して、会場内に過去の認定地の紹介コーナーを設ける予定だ。

参加費は500円。会場は、一橋講堂中会議室(東京都千代田区一ツ橋2-1-2)。開催日時は、2月15日13時~16時。申込締切日は2月12日(定員に達した場合、締め切り前でも受付終了)。

日本山岳遺産基金