2020年01月15日 18:24

オンデマンド型シャトルサービス「スマートシャトル(TM)」を提供するNearMeとJR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップは、1月18日(土)より、新潟市で業界初の観光タクシー相乗りサービス「新潟トラベルシャトル」の実証実験を行う。

JR東日本スタートアッププログラムラムは2017年度に初めて開催、これまでに計63件の提案を採択。鉄道事業やIT事業など幅広い分野の実証実験を行い、一部の取組みは実用化している。

今回は、観光タクシー事業に力を入れている県下のタクシー会社である万代タクシーの協力のもと、新たな移動の体験を提供する。実験では、ニアミーのもつAIを活用した観光ニーズのマッチングと送迎ルート最適化の技術を活用。また、ニアミーが2019年8月より提供している「スマートシャトル™」の経験を応用し、オンデマンドの事前予約による利便性の向上と、相乗りにより一人あたりの負担を下げることで、お得で快適な観光地の周遊を実現する。

地域の観光資源を発見しやすくする仕組みを構築することで、地域の観光価値向上および地域活性化を目指す。送迎先は新潟駅南口および新潟市内の宿泊施設を対象とし、実験は約2ヶ月の予定。

なお、新潟市は、地域活性化に向けた取り組みとして、2018年度からAI、IoT、ビッグデータ等の先端技術を活用した民間企業が行う実証事業を支援しており、当該実証実験も新潟市の協力を得て実施する。詳しくはこちら