2020年01月15日 13:10

ヒューマンリソシアは、商工組合中央金庫と業務提携を開始した。
ヒューマンリソシアは、1988年創業以来、人材派遣、正社員紹介、アウトソーシングなどの幅広い人材サービスを全国28拠点で展開している。グループ内の教育事業をバックボーンにしていることが強みだ。
昨今、女性やシニアの労働参加、多様な働き方の推進などにより、労働力人口は緩やかに増加している。しかしながら、有効求人倍率が9年連続で上昇するなど、企業の人手不足感は依然高まっている。特に中小企業にとって人材確保は喫緊の課題となっており、IT技術者不足も極めて深刻な状況だ。さらには、生産性向上に向けたIT化の推進や、ビジネスのグローバル化への対応など、これまでにない新たな取り組みが必要となっている。
このような状況を受け、総合人材サービスを提供するヒューマンリソシアと、全国の中小企業を経営支援している商工中金が提携し、企業の人材に関する課題の解決に向けた取り組みを開始することとなった。本提携では、商工中金の顧客企業が抱える課題に応じて、同社が海外ITエンジニア派遣「GIT(Global IT Talent)サービス」、RPAを活用した業務の自動化・省力化サービスなどを提供。これにより、同社と商工中金は、ITエンジニアやIT活用による生産性向上、さらにはグローバル人材活用を推進することで、顧客企業の事業拡大を支援していく。