2019年11月28日 11:36
Forema(フォレマ)は、12月、国産ジビエを使ったペットフードの配送センターを、広島県安芸太田町の廃校に開設する。
Foremaは、田畑を荒らす「害獣」として駆除され、多くは廃棄される運命にある野生の鹿や猪を、ペット用食材として販売している。2018年5月にスタートしたペット用ジビエ食材のサブスクリプションサービス「ペットさん定期便」が軌道に乗り始め、一定の物流が定期的に発生していることから、効率的な物流施設の設置が必要になっていた。
害獣被害に悩む農村部のもう1つの大きな課題が、過疎化。今回、同社の新たな配送センターを開設した場所は、やはり過疎化が進む広島県安芸太田町の廃校、津浪小学校だ。校舎の活用方法を模索していた安芸太田町と話し合いを重ね、津浪小学校を物流拠点として整備。12月より全国へ商品の発送を開始する。
住所は、安芸太田町立津浪小学校跡地(広島県山県郡安芸太田町津浪785-2)。