2019年11月27日 06:49

宮部みゆきの短編集が、初めて「電子書籍」になる。12月6日配信開始の「電子書籍限定版 宮部みゆき よりすぐり短篇集」は、紙媒体での発売は無しの「電子書籍限定配信」。著者初の「傑作選」となる。

今回の短編集に収録されたのは、「サボテンの花」「雪娘」「10年計画」「朽ちてゆくまで」「たった一人」「邪恋」「ばんば憑き」「片葉の芦」「神無月」「地下街の雨」「淋しい狩人」「刑事の財布」という、様々なジャンル、執筆年代を網羅した12篇。長年に亘り宮部作品を担当してきた編集者・佐藤誠一郎がより抜いた短編たちには、代表作・話題作の原型が感じられ、小説家・宮部みゆきの主だった足跡を辿ることができる。

「よりすぐり短編集」のほか、「宮部みゆき全一冊」「ほのぼのお徒歩日記」、宮部さん監修「半七捕物帳-江戸探偵怪異譚」の3冊も、同時に配信開始となる。

「電子書籍限定版 宮部みゆき よりすぐり短篇集」は980円+税、12月6日配信開始。

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