2019年11月18日 10:18

PlanB Labs OÜの言語学習アプリ「Drops」は、UNESCO国際先住民族言語年の活動の一環として、「アイヌ語(北海道南部の白老方言)」の学習コンテンツをリリースする。

「Drops」は、「1日たった5分間」の学習時間で、誰でも簡単手軽に言語を学習することができるゲームアプリ。他の言語学習アプリにはないDropsの大きな特長の1つとして、「ハワイ語」や「マオリ語」、「サモア語」などの世界の先住民族の言語を学ぶことができる、という特長がある。

日本は民族別の統計を実施しないため、日本国籍保持者の中にアイヌ民族がどの程度含まれているのかは正確にはわからないが、断片的な情報からは1パーセントに満たないと予測されている。今回のAinu on Dropsのリリースにより、アイヌ語は初めてアプリとしてデジタル化される。これにより、世界でも消滅危機のレベルが非常に高い先住民言語の1つとされているアイヌ語に興味や関心を持ち理解を深めるきっかけになればと考えている。

Drops