2019年11月14日 11:28

スリーエム ジャパンは、11月13日、相模原事業所内に「3M ロボット研磨ラボ」を開設した。

深刻な人材不足に悩む製造業は、設備の自動化・ロボット化がこの数年で急速に進んでいる。その一方で、研磨工程も自動化・ロボット化へのニーズは年々高まっており、その波は大企業に留まらず中小の製造業にも及んでいる。しかし、熟練工の経験と勘への依存度が高く、システム構築が困難なことから、研磨工程の自動化・ロボット化はなかなか進んでいない。

「3M ロボット研磨ラボ」は、100年以上の歴史と5000種以上の製品を取り扱う研磨材メーカーとしての知見を活かし、研磨工程の自動化・ロボット化に携わるユーザーへ、最適な研磨工法(研磨材/工具/加工条件)を提案。ユーザーの製造物(被研磨物)を持ち込んでの検証ができる。それによって、システム構築は一気にスピードアップしロボット研磨波及の加速を促す。

スリーエム