2019年10月29日 15:46
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築野食品工業は、約2年以上の検証を重ね、こめ油業界初となる近赤外分光法(NIR)によるこめ油の製造工程管理を確立し、10月より本格的に運用を開始した。

築野食品工業が取り入れる「近赤外分光法(NIR)」とは、一般的な化学分析とは異なり、有機溶剤等の試薬を使用せず、測定対象そのものに近赤外光を照射し、光の吸収の度合いから成分を判別・定量する方法。複数の分析を同時にかつリアルタイムで行うことが可能で、分析の迅速化と効率化につながる。またこの方法では、分析の結果が分析者担当者の分析技術による影響を受けないため、結果が均一化され、更なる品質管理体制の強化につながる。

さらに近赤外分光法は非破壊分析のため、工程ロスや廃棄物が削減できる。年間で削減できる溶剤や試料のインパクトは、酸価測定に限っても溶剤457.5L、試料32.5kg。使用する溶剤や化学物質を削減し、環境へ配慮した製造工程管理を可能にする。