2019年10月17日 16:22

凸版印刷は、銀行や自治体の窓口業務における高齢者や外国人など多様な顧客とのコミュニケーションを、最先端技術を搭載したコミュニケーションロボットによって支援する「トッパン ロボティクス・コミュニケーション」サービスを開発した。

同社が提供するコミュニケーションロボットには、自然対話・表情認識・顔認識・音声自動翻訳などの最先端技術に加え、凸版印刷がこれまで培ってきた銀行や自治体の窓口業務支援ノウハウを元に顧客の用途に応じて設計・開発されるアプリケーションが搭載。ロボットは、顧客との音声による自然会話のなかで、説明に留意が必要とされる金融商品の理解度向上や、その説明に対する実際の理解度を把握することが可能。また、音声自動翻訳機能によって、外国人と業務担当者とのコミュニケーションをサポートする。

今後、本サービスに関する実証実験をスタートさせてブラッシュアップを進め、2020年春頃から全国の金融機関および自治体に向けて提供を開始する。