2019年10月11日 15:32

山形県遊佐町は、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画、運営するトラストバンクが提供するふるさと納税制度を活用したクラウドファンディング型で寄附を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング(R)(GCF)」で、2019年9月17日に開始した猫の不妊・去勢支援事業のプロジェクトが、10月10日に目標金額100万円の資金調達を達成した。

寄附金は、不妊・去勢手術補助事業と動物保護団体活動支援事業への補助金として使用される。寄附へのお礼の品には、動物保護団体が監修・販売する「動物カレンダー」と「森の猫砂」、障がいのある方々が働く施設で作られた「ネコちゃんマグネット」を用意した。

今回、遊佐町が取り組むGCFは、お礼の品ではなく「使い道」から寄附を募るというもの。自治体はGCFを通じて地域課題や課題解決策を広く発信し、共感を得ることで寄附を集める。一方、寄附者は地域に対する応援の想いで寄附をするため、交流・関係人口増加につながる仕組みとしても注目されている。詳しくはこちら