2019年10月09日 06:59

KADOKAWAは、8月30日に刊行した単行本「本当にさらさら読める! 現代語訳版 泉鏡花 [怪異・幻想]傑作選」(監修&解説:秋山稔・金沢学院大学学長/泉鏡花記念館館長、訳:白水銀雪)の重版を決定した。

明治~昭和初期に活躍した文豪の作品ということで、少部数での発行だったにも関わらず、刊行前から「現代語を現代語に訳した作品」としてSNSで賛否をめぐる話題が拡大し(一部のツイートは4桁のリツイートを記録)、結果として、品切れになる書店様も出るという異例の出足となった。

早くも出る今回の2刷では、人気コミック「文豪ストレイドッグス」の泉鏡花(女性キャラにアレンジされたもの)のイラストを採用し、同作の原作者・朝霧カフカさんの推薦も得た新しいオビにて出荷を行い、結果として、その事実もさらにSNSで話題化している。

本当にさらさら読める!現代語訳版 泉鏡花[怪異・幻想]傑作選」発売中、電子書籍も配信中。定価1300円+税。