2019年10月08日 17:46

エッジAIスタートアップのエイシングは、東京都立産業技術研究センターとの共同研究「AIによる製造業の生産性向上のための解析支援ツールの開発」を、2019年10月1日以降も継続することとなった。現在プロトタイプの開発が完了しており、次年度での完成を目指す。

同社は「DBT」をはじめとする独自AIアルゴリズムを研究開発するとともに、大手クライアント企業へのAI導入支援を行っている。AIを導入するプロジェクトは、従来、専門のAIエンジニアやデータサイエンティストのみが実行可能な専門的な業務領域だった。しかし開発を進めている解析支援ツールによって、こうした環境設定やプログラミング知識がなくとも手軽にデータ解析を試すことができる。

これにより、非エンジニア人材でも簡単にデータ解析や前処理を行うことができ、クライアント企業に対して短時間でアウトプットすることが可能となる。今後も同社はエッジAIの領域において、顧客の先進的なニーズに応えていくため研究開発を継続していくとしている。