2019年09月17日 06:18

C&Rリーガル・エージェンシー社(CRLA社)は、病院での各種契約の審査や病院内の規程策定などを担当する「院内弁護士」の紹介事業を、今夏よりスタートした。

医療業界では、医療訴訟を専門にする顧問弁護士との契約は一般的であるものの、日常の病院経営の一翼を担う院内弁護士は10名程度しか存在せず、その登用や法務部門の体制は十分に構築できていないのが実情だ。

そのような中CRLA社は、同じC&Rグループのメディカル・プリンシプル社と連携し、日常的に発生する法律関連業務に対応する常勤弁護士を紹介する「院内弁護士紹介」を開始。本サービスを活用することで、医療施設においては、各種契約の審査や院内規程などのルール作り、働き方改革への対応など院内の法律関連業務をスムーズに推進できるようになる。また、多角化を図る医療法人では、施設併設などの法律面アドバイスを常勤の法務プロフェッショナルが担うという体制が可能となる。

CRLA社