2019年09月11日 17:47

ブラザー工業は、対象加工物範囲を広げ、省人化にも対応した小型複合加工機 SPEEDIO(スピーディオ)「M200X3」「M300X3」を、9月16日より発売する。

同社は小型CNC工作機械を1985年から発売しており、特に部品加工分野で高い支持を得ている。2013年にはブラザー初の旋削機能を搭載した量産部品加工向けの小型複合加工機「M140X1」を発売、2016年には加工能力を向上させた「M140X2」を発売した。今回、新たに発売する「M200X3」はこれらの後継機で、ローディングシステム「BV7-870」の取り付けを可能とし省人化の要望に応えたモデル。また、「M300X3」は、鉄系ワークやアルミの大径ワークに対応するため、加工エリアを拡大して旋削トルクもアップすることで、加工可能なワークが広がっている。

自動車部品、二輪車部品、一般機械部品の量産加工分野において、旋削加工とマシニング加工が必要なワークを1台で工程集約することによる生産効率向上の実現と、設備投資(設備費、設置面積)削減に貢献する。