2019年09月11日 11:21

日本コンタクトレンズ協会は、コンタクトレンズの日である9月10日、消費者意識調査の結果を公表した。

調査結果によると、インターネット等でのコンタクトレンズ購入が進み、「一度も受診無し」は減少するも、「購入都度受診」は大幅に減少している。また、コンタクトレンズの廃棄方法についての意識は10代が最も低く、30%弱がゴミ箱以外に捨てている。

昨今コンタクトレンズ業界では、使用者の眼科受診率の低さや不適切使用による重篤な眼障害が問題点として指摘されてきた。今回の調査結果を踏まえ、同協会は今後も様々な啓発活動を通じて、インターネット通販および実店舗でのコンタクトレンズ販売において、適正な流通及び販売と使用者の適正使用と眼の安全確保に努め、業界の健全な発展に貢献する。また、マイクロプラスチック問題という世界的な環境問題に対し、会員各社とともに消費者の廃棄意識の向上に業界全体で取り組んでいく。

コンタクトレンズ協会