2019年09月03日 10:43

フローレンスは、9月1日より日本初となる医療的ケア児専門のシッター事業「医療的ケアシッター ナンシー」を正式サービスインした。

医療的ケア児とは、気管切開や経管栄養など、生きていくのに医療的デバイスが必要な子どものこと。医療的ケア児の子育てには大きな負担が伴うが、利用できる支援は極端に不足している。病児保育と障害児保育のパイオニアである認定NPO法人フローレンスは、「医療的ケア児の子育てでも、シッターのように使える仕組み」が必要であると考え、「医療的ケアシッター ナンシー」を開始した。

ナンシーでは、小児看護の経験を積んだ看護師が毎週決まった曜日・時間に家庭を訪問し、親の付添いなしで子どものケアを行う。最大の特長は、1回あたりの訪問時間が長く、利用者の負担が少ないこと。複数の制度を組み合わせることで、利用者負担額を抑えながら、長時間の訪問を可能にした。

利用料は法律の定めに従い算定。利用対象は、東京23区内在住で0~18歳までの児童。

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