2019年07月09日 17:19

本年9月、世界五大歌劇場の1つ、英国ロイヤル・オペラが4年ぶりに来日する。英国ロイヤル・オペラは年間300回をこえる公演回数を誇り、オペラもバレエもほぼ毎回ソールド・アウトと、観客の絶大な支持を集めている。

その勢いの中心にいるのは音楽監督を17年にもわたってつとめているアントニオ・パッパーノ。パッパーノは生粋の「劇場育ち」の指揮者で、現在のオペラ界では珍しく、歌手のリハーサルでは自らピアノ伴奏をつとめるなど、音楽作りへの徹底したこだわりは定評がある。

今回の日本公演では、注目の2作品を上演する。1つはシェイクスピアの戯曲に、歌劇王ヴェルディが忠実に作曲した「オテロ」。もう1作はフランス・オペラの大作「ファウスト」。いずれも注目の舞台。初日は9月12日に東京文化会館(東京・上野)で幕をあける。詳しくはこちら