2019年06月12日 09:33

資生堂は、「第12回 資生堂 女性研究者サイエンスグラント」の受賞者10名を選出した。

STEM領域では、一般的にジェンダー間の格差が大きいことが課題となっている。日本において研究者に占める女性の割合は、諸外国と比較していまだ低い水準だ。この背景として、日本は出産・育児・介護などをサポートする環境が十分ではなく、女性の研究活動に及ぼす影響が大きいことも考えられる。

本グラントは次世代の指導的役割を担う女性研究者を支援することが科学技術の発展につながるという考えのもと設立され、今年で12回目を迎える。この研究助成金は対象が化粧品関連領域にとどまらない幅広い研究分野であること、応募には年齢制限がないこと、研究を推進する目的であれば女性のライフイベントのサポートなど幅広く使用出来ることといった特長がある。なお本年の授賞式は7月5日に開催し、受賞者には各100万円の研究助成金を贈呈する。

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