2019年03月08日 16:05

人材サービス事業を運営するヒューマンリソシアは、千葉県浦安市より受託・運営している市税業務に、チャットボット「UTAXボット」を導入した。

確定申告の時期である2月から3月は、例年市民からの問い合わせが多く寄せられるが、市民税に関する業務の繁忙期とも重なり、問い合わせへの迅速な対応が課題となっていた。そこで、浦安市および業務を受託している同社は、質問に自動で回答するチャットボットを導入。

導入後1週間時点での集計では、チャット利用者のうち約半数が、土曜・日曜の夜間など、開庁時間外に利用。また、チャット画面を開いた人の約65%が複数回チャットを利用し、利用後のアンケートでは約85%の方が「満足」と回答するなど、利便性が評価されている。

同時に、問い合わせ対応における職員負担が軽減されることで、より良い行政サービスの提供に繋がるものと期待されている。今後は軽自動車税など他の税関連手続きにも拡大を予定。