2018年12月12日 14:55

医師人材総合サービスを手掛け、「Dr.転職なび」「Dr.アルなび」を運営するエムステージは、会員医師を対象に、年末年始の働く環境に関するアンケート調査を実施した。

調査によると、不眠不休の医療現場では、年末年始も勤務のある医師が過半数を占めていた。年末年始の勤務担当を決める方法は「話し合いや希望を募って決める」「くじ」「医局長や上司、事務などある職務の人による独断」という順に回答が多かった。年末年始の勤務は、すべて非常勤医師が担当という医療機関もあった。

年末年始の勤務で医師から寄せられたエピソードは、お餅を喉に詰まらせた患者と急性アルコール中毒の患者についてのものが多く、さらには喧嘩で怪我をして搬入された患者の話も。忙しさが伝わるエピソードとしては、「手術室で年越し(呼吸器外科/男性)」「病院の屋上で初日の出を見た(消化器内科/男性)」「研修医の時、12月31日に除夜の鐘と同じ数の患者が来た(外科/男性)」などの話も寄せられた。