大阪府住宅供給公社は、駐車場予約アプリ「akippa(アキッパ)」を運営するakippa、予約制駐車場マッチングサービス「B-Times」を提供するタイムズ24と連携し、新たに公社所有の85団地約2700台で、11月17日から予約型駐車場の貸し出しサービスを開始する。

新サービスは、予約サイト等を通じて、使用したい空区画の日時を事前に予約し、その時間に駐車できるサービス。従来型のコインパーキングでは、駐車場に行っても満車の場合は駐車することができないが、このサービスを利用すればそのようなケースは発生しない。

公社団地では、9月末時点で65歳以上の高齢者が全入居者の37%を占め、大阪府全体の26%を上回っており、訪問介護や看護等での団地内駐車場の利用は今後も増えることが予測される。サービス導入により、訪問介護を利用する入居者や介護事業者が事前に駐車場を予約できるようになり、介護車両の駐車スペースに関する不安を解消することができる。