2018年10月11日 10:48

鹿児島県大島郡知名町は、10月18日、「第25回日本鍾乳洞協会総会」及び「第31回日本鍾乳洞サミット in ちな」を開催する。

本会は、日本観光鍾乳洞協会及び協会に加盟している鍾乳洞の中で持ち回り開催するもので、今年度は、鹿児島県天然記念物に指定されている「昇竜洞」(知名町住吉)を管理する知名町が主催者となる。島自体が隆起したサンゴ礁でできた沖永良部島に位置する知名町では、至る所で鍾乳洞が見られ、古くは防空壕として、現在ではケイビング等のアウトドアスポーツスポットとして注目されている。

日本観光鍾乳洞協会は、観光鍾乳洞の保存と観光客の誘致拡大を目的に設立された会。「日本鍾乳洞サミット」を毎年開催する他、スタンプラリー、ガイドブック等の作成を通じて鍾乳洞の魅力や観光をPRしている。2018年現在、龍泉洞(岩手県)、あぶくま洞(福島県)、日原鍾乳洞(東京都)、飛騨大鍾乳洞(岐阜県)、秋芳洞(山口県)、龍河洞(高知県)、七ツ釜鍾乳洞(長崎県)、球泉洞(熊本県)、昇竜洞(鹿児島県)が加盟。