2018年08月10日 17:04

東京急行電鉄、竹中工務店、東邦レオの3社は共同で、東京・千代田区九段に立地する歴史的建築物「旧山口萬吉邸」を改修し、企業や組織の枠を超えたコミュニケーションを促すイノベーション拠点として再生する。

「旧山口萬吉邸」は、地下1階地上3階、延床約850平方メートル の洋館として、1927年に竣工。来客用の和室や、ダンスホールとして設計された3階居室、ボイラー士が住み込みで作業していた地下空間など、多種多様な空間で構成された邸宅で、和洋折衷の要素が取り入れられている。また、都心にありながら、歴史と自然の息吹を感じる空間が、創造性を喚起し、新たな発想やビジネスの創出につながるコミュニケーションを生み出す。

今後の運営はNI-WAが担い、社会課題の解決の担い手となるイノベーターや企業の新規事業開発担当者が、対話をもとにビジネスや新たな価値を共創する会員制のビジネスイノベーション拠点「kudan house」として、2018年9月より運用を開始する。