2018年08月10日 15:30

オイシックス・ラ・大地の連結子会社である、「とくし丸」の代表取締役社長の住友達也さんが、「ザッソー・ベンチャー 移動スーパーとくし丸のキセキ」を出版する。

「移動スーパーとくし丸」は、買い物難民を支援するため2012年に設立され、2016年5月からはオイシックス・ラ・大地の子会社となり、事業を推進している。地域のスーパーマーケット(SM)と契約した販売パートナーと呼ばれるオーナー経営者(個人事業主)が地域の提携SMの商品を選りすぐり、400品目12000点の商品を、冷蔵機能を備えた軽車両に積んで各エリアを巡回し商品を販売する仕組み。また、地域の自治体や警察署と見守り協定を結び、利用者に病気の兆候があった場合は地域包括センターに連絡、詐欺事件を防止するなど地域の安全も見守っている。

同書では、とくし丸の立上げや苦悩、そして全国44都道府県で300台以上の稼働までが綴られている。AIの対極にある肉体派のザッソーベンチャー、読めば読むほど、新たな気づきが生まれる1冊。価格1,500円(税抜)。