2018年08月10日 11:40

テラドローン、東急不動産ホールディングス、オムロンヘルスケアは、千葉県にある一般住宅地とゴルフ場の複合開発地「季美の森」において、救急用ドローンによる飛行実験を7月31日に実施した。

本実証実験は、ゴルフ場でプレーヤーが倒れた場合、また、季美の森の住宅地内で住民が倒れた場合を想定し、クラブハウスからゴルフコース・個人住宅に向けてドローンによるAED運搬を行った。通常の対応策であるゴルフカートでのAED運搬や救急車を呼んだときと比較し、ドローンによるAED運搬の有効性を確かめるために行われた。

実験結果としては、季美の森の住宅へのドローンによるAED運搬は、救急車到着までの間に、AEDによる応急処置を早期に実施できる手段として、その有用性を確認する事ができた。今回は短距離での実験だったが、距離が伸びるほど、また更なる技術向上によりドローンによる運搬は有効性が増す事が期待される。

テラドローン / 東急不動産R&Dセンター / オムロンヘルスケア