2018年08月02日 14:03

スマートブルーは、この7月より、農業と発電事業を両立する営農型発電(ソーラーシェアリング)設備下で、コミュニティ型次世代モデル農場の運営を開始した。

当農場では、営農環境計測だけでなく太陽光発電の発電量や故障も同時に監視し、点滴灌水システム、側面のビニールの開閉を遠隔で制御する事が一つのシステムで完結する。ライブカメラの他、生育状況に合わせて移動できる無線カメラを5台導入し、営農日誌機能も備えているため、一元的に営農者をサポート。さらに自家消費用太陽光パネルで発電した電気を蓄電池経由で利用することで、農場が地域の防災拠点としての役割を担うことが可能に。設備の導入コストは全て発電事業者が負担することで、低リスクで農業を始めることができるようになった。

当農場は、長らく耕作不能な状態が続いていたが、今回のシステムを導入することで雇用とエネルギーを生みだし、学習の場、非常時の防災拠点としての場を地域に提供する。